現役で東大合格実績!高3手前から現役合格までの勉強法!~前編~

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勉強の習慣づけと時間の確保から
日本史と世界史を同時進行で通史から
東大受験生としての自覚を持つ!
6月からは本格的な受験勉強へ
結果が出始めてモチベーションを維持
まとめ

部活の引退を間近に控えた高校2年の3月3週目から受験勉強をスタートさせて、東京大学文科Ⅲ類に現役合格します。英語と数学に基礎は出来ていたものの、国語と社会は受験勉強らしい勉強をしたことのない状態から開始します。

勉強の習慣づけと時間の確保から

受験勉強を開始したのは、部活の引退を控えて最後の追い込みをかけていた高校2年の3月3週目でした。受験勉強らしいことはしたことがないという状態で挑戦した共通テストの過去問では600点程度の得点。通っていた高校では毎年5人程度東大合格者が出ている進学校だったため、受験を意識した勉強を全くやっていないというわけではなかったのでしょう。

英語と数学は基礎ができているものの、国語と社会に関しては受験勉強の基礎から始める必要がありました。勉強する習慣がなかったため、毎日時間を確保して勉強をする習慣づけを意識します。とはいえ部活に打ち込んでいて、しかも引退前の最後の追い込みという時期。宿題をやるだけで大変に感じるという状況でした。

日本史と世界史を同時進行で通史から

まずは受験勉強と言えるような内容に取り組んでこなかった社会を中心に取り組みます。歴史の基礎は通史をひと通り身に付けること。日本史と世界史の両方同時に始めます。

分量を考えるとどちらか片方だけでも厳しいところを、東大の入試に対応できるだけの力を身につけるだけの時間を逆算して、2つを同時に進めます。勉強の習慣がない上に分量が多い。ひと通り終わるまではかなり辛いと感じていました。

夏までに通史がひと通り終わります。最初は知識が抜けている部分があったものの、『一問一答 完全版』で基礎の定着を図ります。この参考書は受験勉強や入試問題を解く上で必要な知識がすべて網羅されています。これを活用し、知識の抜けを埋めていき定着させていきます。

東大受験生としての自覚を持つ!

受験勉強開始から、現役では東大しか受けないと決め、「やるしかない」という気持ちでスタート。気合いを入れて進めていき、勉強時間の確保や効率の良い方法を模索していきます。それでも、東大に受験する受験生がするような勉強量に達していないことに気がつきます。

毎日の勉強に慣れるまでは、他の東大受験生の何倍も勉強するというような意気込みで勉強を進めてきます。部活を引退して、勉強時間の絶対量が増え、こなせる宿題の量も増えます。さらには勉強をこなすスピードも上がったことで、順調に成績も伸び始めていきます。受験勉強に対する意識が変わったことで、勉強時間の量と質が向上しました。この意識改革は、合格するために必要なものだったといえます。

6月からは本格的な受験勉強へ

英語と数学の基礎は出来ていたものの、東大で求められるものの完成度ではありませんでした。春期の短期間で基礎をやり直します。辛かった歴史も『一問一答 完全版』で基礎の定着を感じ始め、ついに夏からは本格的な受験勉強を開始します。

まずはMARCH・地方国公立大学レベルの問題からスタート。入試レベルとしては標準的なものであったため、どの教科も苦戦することなくスムーズに進めていきます。社会は1日5時間程度の勉強を毎日継続しました。

模試では得意の数学が武器になっていた反面、学校の授業以外あまり対策をしていない国語が足を引っ張ります。論述を意識しながら基礎事項を勉強していきますが、あくまでも勉強の重心は国語以外。国語は後回しにして、他の科目のレベルアップを図ります。

結果が出始めてモチベーションを維持

夏に受けた東大模試では手応えを感じる余裕もなく、「こんな問題を解かなければならないのか」と、この時点では全く歯が立ちませんでした。通っていた高校では毎年5人程度東大の合格者を出しているため、東大合格のためには文系でも理系でも学年トップ3には入るくらいの実力を備えなければなりません。

受験勉強開始時は100位くらいだった学年順位も、センター模試など学年の全員が受ける模試ではトップ10、さらには1ケタに入る大躍進。夏までの勉強の成果が結果として現れ始めます。成績が上がっているという手応えがあったことで、モチベーションを維持することができました。

まとめ

部活の引退直前の追い込みの時期に受験勉強をスタートさせました。現役生は部活をやっていて、受験勉強らしい勉強をやっていないというケースも多いでしょう。そういった場合、勉強の習慣がなかったり、十分な時間が確保できなかったりするため、勉強を進める基盤作りからスタートしなければなりません。

勉強の絶対量の確保はもちろんのこと、勉強の質とスピード両方を上げ、勉強そのものに慣れている状態を目指します。このためには、強い意識改革が重要です。

合格に必要な量をこなせているかは、どんな受験生にとって重要な課題です。始めに厳しい分量をこなしながら受験勉強に向けた意識改革ができたため、結果が出てモチベーションを維持できたといえます。

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